二つ目は、リノベーションにともなう工事内容です。間取りの変更や和室から洋室への変更、水回りの移動や床材の種類によっても金額は変動します。
これまであった壁を解体したり、新しく立てたりすることで、材料費や解体した後の廃材処理費がかかります。
また、あえて半個室にしてカーテンやブラインドで仕切るのもコストダウンのコツですよ。

また、新しく収納スペースを設けたり、クローゼットを設置したりするかなども理想のお家を実現する場合に必要なこともあるでしょう。
既製品やシンプルなデザイン、素材を変えることで、金額を抑えることができます。

特にキッチンは、最も金額の差が出やすい場所です。
メーカーや商品のグレードによって、数十万から数百万円くらいの幅があるためで、ライフスタイルや使う機能に合わせた商品選びで金額をぐっと抑えることができますよ。

お風呂場の場合は、ユニットバスを選ぶかオリジナルのお風呂にリノベーションするかで金額に大幅な差が出ます。
なるべく費用を抑えたいときは、あらかじめ壁・床・天井・浴槽のパーツがセットになった、ユニットバスを選ぶのがおすすめです。

もう一つ、築年数の高い建物のリボベーションでは住宅の基礎もしっかり確認する必要があります。
長く住むなら耐震補強工事や断熱対策も検討しておくと安心です。