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 はいさい!沖縄県の注文住宅ならお任せ! 建築会社 株式会社スタイルホープです!

 今回の記事では、沖縄の住宅には古くから使われてきた「赤瓦」の住宅について

 『沖縄愛 全開』でお話していきます!

 

 最後にはスタイルホープが建てた、赤瓦のお宅もご紹介させていただきますので

 

 赤瓦にご興味がある方はぜひ、参考までに読んでみて下さい。

 「それでは、ゆたしくうにげーさびら!」(方言:宜しくお願いします)

赤瓦とは?

 赤瓦とは、沖縄の伝統的な屋根の材料のことです。

 沖縄の土を使用し、その土に鉄分が多く含まれていることから、焼き上げる際に酸化し

 色が赤く変色します。

 

 また、通気性や断熱性に優れているため、沖縄の建築物の屋根に多く使用されており、

 沖縄の気候に適した通気性や断熱性などの機能性に優れているのが特徴の瓦です。

赤瓦の歴史

 赤瓦の歴史は古く、18世紀ごろから普及しているとされています。

 また、当時の首里城の正殿や、神社などに使用しているのが確認されているだけでなく、

 徐々に士族などの住宅の屋根瓦として広まりました。

 しかし、沖縄の一般住宅で赤瓦が普及するようになったのは、瓦葺き禁止令が廃止となった

 明治以降ともいわれています。

赤瓦が使用される場所

 屋根瓦として使用したり、屋敷囲い、塀、外壁、タイルなどにも使用することができ

 デザインとしては、様々な姿に変化させることが可能です。

 また、屋根だけでなく、門柱の笠木に使用したり、沖縄の店ではショーケースの土台部分に

 使用したりと、伝統的な赤瓦は現代の風景にも数多く溶け込んでいます。

 

 

赤瓦屋根の指定地区

 沖縄県には、本島からさらに南に位置する、竹富島に赤瓦指定地区という地区があります。 

 竹富町竹富島重要伝統的建造物群保存地区は、1987年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」

 に選定され、今なお沖縄らしい赤瓦屋根の町並みを残しています。

 

 また、現在の沖縄本島では那覇市の石畳みが残る「首里金城地区」や「龍潭通り沿線地区」

「壺屋地区」を景観形成地域に指定されており、赤瓦屋根の工事に対し市が助成金を交付し、

 沖縄の伝統的な風景である赤瓦屋根を、残していくといった取り組みもされています。

 沖縄ではふるくから伝わる赤瓦屋根ですが、最近では赤瓦屋根が住宅に使われることも

 少なくなってきているのが現状です

 また、リフォーム時に歴史を感じる赤瓦屋根だからこそ、「あえて雰囲気を残したい」けど

 残すか迷っているという方も多いかと思います。

 そんなご家族や、今後新築を建てる予定の皆様はぜひ参考にしていただければと思います!

赤瓦屋根にするときのメリット

 POINT:気候がばっちりマッチング

 赤瓦屋根が持つ大きなメリットは、沖縄地方の天候によくマッチしている点です。

 例えば、沖縄の夏場でよく見られるスコールも、赤瓦屋根が持つ水分の吸収&蒸発能力は

 室内の温度を下げ逆に快適になるメリットがあります。

 また、断熱性も優れ、太陽光の熱を反射するほか、適度な放熱性も持ち合わせていて

 夏場は涼しい環境を、冬は暖かい空間で過ごしやすい点も赤瓦屋根が持つメリットです。

 POINT:修繕しやすくて費用も良心的

 台風などで屋根が損傷を受けると広範囲の補修作業が必要になりますが、

 瓦屋根なら損傷を受けた瓦部分のみを交換することが可能です。

 そのため、細かい範囲で補修行えるため、補修費用も安く抑えやすくなっています。

 

 POINT:優れた耐久性のお陰で長持ち

 赤瓦屋根の寿命は50年から100年ほどと言われており、優れた耐久性を持つのもポイント。

 このように、機能性や部分的な修理が可能なのお陰で、管理費用までも抑えられて

 沖縄の雰囲気を感じられる美観性のある赤瓦屋根には様々なメリットが存在します。

赤瓦屋根にするときのデメリット

 赤瓦屋根は沖縄の天候にマッチした機能性を合わせ持っているものの、

 台風や地震などで被害を受けてしまう可能性があります。

 そのため、沖縄では強風で赤瓦屋根が飛ぶことを防ぐため、瓦の隙間に漆喰を塗っています。

 

 また、赤瓦屋根の隙間に漆喰を塗ることで、ほかの地域に比べると、強風や地震で

 瓦が落ちにくくなる点はメリットです。

 しかし、耐久性の高い赤瓦屋根とは違って漆喰自体の耐久性が低いため、

 漆喰による定期的なメンテナンスが必要になってしまうデメリットがあります。

 

沖縄らしい赤瓦の住宅:H様宅

 株式会社スタイルホープでは、お客様のご要望に合わせて沖縄県ならではの赤瓦屋根を

 使用した住宅を造ることが可能です。

 今回は、今年完成したばかりの赤瓦屋根のお宅を少しご紹介しようと思います!

 スタイルホープで建てた、赤瓦屋根を使用したH様宅。

 昔の赤瓦屋根がついた住宅といえば、「背の低い平屋」のイメージをもたれている方も

 少なくないかと思います。 

 ですが、現在は「平屋」でなくては赤瓦が使えないというわけではありません。

 H様のお宅の場合、高さのある2階建てのお宅ですがこのように沖縄の伝統的な

 赤瓦屋根を残しつつ、スタイリッシュで住みやすい住宅にすることができました。

まとめ

 今回の記事では、沖縄の伝統的な赤瓦屋根についてお話ししました。

 これからも、私たちの手で古くから沖縄県民に愛される赤瓦屋根を残していきましょう。

 赤瓦屋根の住宅をお考えの方、赤瓦屋根を残すか迷っている方はぜひ沖縄県の建設会社

 スタイルホープまでご相談ください!

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